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2013 TOUR OF KAMUI ルスツ大会参加記(その3)

その1 その2

第三エイドの真狩の道の駅では、お弁当が渡されました。

P1040429.jpg

「いや、ちょっと100km以上自転車漕いできて、こんな重いもの食えねえよぉ~」などと思いつつ、いただきます。

う、うまい!

何だこのカツのうまさは。
柔らかくジューシーで、冷めていても全然うまいではないか。

気がつけば、おー、うめーうめーと、さらっと完食。
ごちそうさまでした。
このカツは、私の人生の中でも1、2を争うほどおいしいカツでした。
やっぱり、ウィンザーホテル裏の激坂に備え、これぐらいの栄養はとっておかなきゃな。

そう言えば、ルスツってリゾート地のイメージが強いけど、豚の産地としても有名だったんだよな。
って、ここは真狩だけど。


休憩が終わり、ダラリンモード。
心なしか、私も含め参加者の皆さんはお疲れモードで、会話もほとんどなく、法事と葬式がいっぺんに来たような雰囲気です。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。
そりゃあ、坂だらけの道を自転車漕ぎまくれば、何も言葉を発したくなくなるわ。

皆さん、なかなか出発する雰囲気ではなかったので、抜け駆けして先に行こうかしらと思ったら、ミドルコースのhanaさんが到着。
当初の宣言通り、道中写真を撮りまくりながらサイクリングをエンジョイしていたようです。

お通夜モードの休憩所の中で、ただひとり元気いっぱいのhanaさん。
間違いなく、彼女がこの大会を一番エンジョイしていたんじゃないかなあ。

で、hanaさんもお弁当を食べて「おいしい!」と反応。
「このお弁当どこのですか?」とスタッフの方に質問までしてみたりして。
真狩村交流プラザ内にある「一ふじ」というお店から出されたものだそうです。
食い物に無頓着な私であるが、これはもう一度食いたいカツだなあ。

結局、最初に出ようと思ってから30分ぐらい、hanaさんと談笑しながら「もう1mmも動きたくねえ」と根が生えたごとくエイドから離れられなくなりましたね。


ただ、あんまり遅くなると帰るのつらいので、石塚さんよりも一足先に出発します。
そうなのだ、今日の本来の目的はここからなのだ。

道道97号線を豊浦方面に進みます。
この道、地味にアップダウンがあってやな感じ。
それでも「ウィンザー裏まではインナー封印だ!」とアウターでゴリゴリ我慢しながら進みます。
きっと、ここでアウターに慣れておけば、いざウィンザー裏でインナーに入れたとき、信じられないぐらいクルクルペダルが回るだろうという思惑も込めて。

で、ウィンザー裏の手前で、速い人に追いつかれます。
どうぞ、お先に行ってください。
私はこっからチンタラ進みます。

さあ、ここから約3kmに渡る激坂の始まりです。
急な坂は全部で3つあって、徐々に斜度が上がっていくというエグイコースになっています。

で、いきなり10%はあるだろうという坂が待っております。
ついにここでインナー解禁だぜ!
こっからクルクルペダルを回していくぜ!

…と、思いきや……

全然ペダル回らん!

むしろアウター使っていたときよりもペダル重く感じるよ。
ニセコヒルクラコースは一体何だったんだという思うぐらいの強烈な坂。
既に時速一桁の世界。
これが徐々に勾配を増しながら3kmぐらい続くのか?
イジメだ。
これは我々参加者に対するイジメだ。
とても今まで130km自転車を漕いできたものに対する仕打ちとは思えない。

もうスピードはどうでもいいので、とにかく押しを入れないで上ることに専念しますよ。
2つ目の平均12~13%はあるんじゃないかという急坂もクリアします。
あと一つでクリアだ。

ここで、私が唯一読んだことのある自転車漫画「シャカリキ!」を思い出した。
この漫画の主人公、野々村テルは、激坂に挑むとき、一度でも足をついたら坂のふもとまで降りて、もう一度最初から上りなおすという根性の持ち主なのである。

ここで私は野々村テルルールを採用することに決めた。

ここまで来たんだ、足をつかないで最後まで上ってやろうじゃないか!
足ついたら自分への罰として、もう一回最初っからやり直しだ!
おお、なんというマゾヒストなのだ、俺。

車が一台も通らないのをいいことに、少しでも斜度をゆるく感じようと蛇行しながら、渾身の立ち漕ぎで進みます。
渾身の立ち漕ぎでも、5km/hぐらいしか出ないのが悲しいところだが。

この一番急なところを上りきれば勝利だ!

P1040433.jpg

ハァ、ハァ。
あと200m、自転車の上でバランスを取りながら、転ばないようにするだけで手一杯なのだが、何とか前に進んでいくわよ。

そして

そして………


Victory!!!!!!!!!!!

P1040434.jpg

ショボイ写真だけど、この坂を上りきったところの景色は最高だったのだよ。
本当なんだよ。
嘘だと思ったら、あなたもこの坂を自転車で上ってみてください。
私の言っていることが本当だということがわかるから。
いやー、ホンット最高だった。

坂のてっぺんで、某大学自転車部の大会スタッフの方が労をねぎらってくださいました。
ありがとうございました。
もし、そこにいたのが可愛い女の子だったら、私は理性を失って抱きついていたんじゃないかというぐらいの興奮状態でした。
ふふふ、やったのだ。
やったぞ!俺!
勝ったのだ。
一番坂に勝ったのだ。

この坂はもう一回上ってみたい。
9月下旬の洞爺グランフォンドでも、この坂がコースに入るようなので参加してみようかしら。
今度はアウター縛りで(絶っっっ対無理だっつーの)。


まだ20km以上残ってるんだけど、この坂を上ったところで、私の中では「TOUR OF KAMUI ルスツ大会」は終わりました。
もうお腹いっぱいです。

下り坂から見える洞爺湖は美しかった。
今までに100回ぐらいは洞爺湖を見てきたと思うが、この日の洞爺湖が文句なく最高に美しかった。

P1040435.jpg

この後も「武四郎坂」という3kmぐらいつづく5%ぐらいの坂があったんだけど、ウィンザー裏の坂で感覚がマヒしちゃって、ほとんど平らにしか見えんかったw
恐るべし激坂効果。

武四郎坂を過ぎても、更に容赦ないアップダウンはあったんだが、もうここまで来ると誤差の範囲です。
最後の裏道で「がんばってぇ」と声をかけてくれた、小学校3~4年生ぐらいの女の子3人組、ありがとう。
この純真な心を、大人になってからも持ち続けて欲しい。

17時40分、ゴール!
お疲れ、俺、お疲れ、FELLEO号。

P1040439.jpg

札幌大会では運営面でいろいろあった「TOUR OF KAMUI」でしたが、ルスツ大会は本当に素晴らしい大会だったと思います。
石塚さんをはじめとする尽力されたスタッフの皆様、本当にありがとうございました!
苦しく、それ以上に楽しかったです。
今後の「TOUR OF KAMUI」も大いに期待しています。
(個人的な感想としては、このぐらいの人数がちょうどいい規模なのではないかと思います。参加者とスタッフの距離が近いアットホームな雰囲気が○でしたね。)

《サイコン記録》

走行距離 167.59km
平均速度 22.8km/h
最高速度 57.2km/h
走行時間 7時間20分00秒

(このシリーズ終わり)
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凄い! 劇坂をクリアするなんて!
さすがです!

私は、ごしさんほど根性がありませんが
洞爺湖に参加予定なので劇坂を検討してみたいと思います

あのランチタイム、ロングコースの皆さんが、それ程疲れきっていたとは^^;;
そんなこと露知らず、サイクリングが楽しくて楽しくて、のんきに、やった~!ランチタイムだ~!と、絶品のトンカツに舌鼓の私でした。笑
でも私には、ごしさんは元気に見えましたけど^^

出発する時にごしさんの姿がなかったのは、先に出られていたんですね!?
すごい!!戦闘モード全開っ爆
そして見事に激坂を全てクリアー・・・絶句です。
これはもはや速度とかは一切関係なく激坂を制覇したこと自体に栄光があると思いましたよ!

あらためまして、大変お疲れ様でした!
自分に勝利、おめでとうございます!!
もう洞爺グランフォンド参加決定じゃないですか~?♪

あの坂、以前グランフォンドで登りましたが達成感半端ないですよね(^^)
今回は運営面も素晴らしかったようで(ばっちり看板もあったようだし)、安心しました。本当に良かった!
やっぱりイベントはアットホームなサイズに限りますね~。

>k98brさん

今回は「迂回路」なるものが存在しなかったものですから、腹くくって行くしかなかったのですよね。
一度上るとクセになりそうな坂です。
洞爺でのチャレンジ期待しています。

>hanaさん

真狩でもお話しましたが、あの激坂、とにかく転ばない程度のスピードでゆっくり進めばなんとかなると思いますので、ギア比の低いMTBなら上り切っちゃうのではないでしょうか?
アグレッシブなhanaさんのチャレンジを期待しています(鬼)。

あれだけ辛い思いをしたのに「また上りたい」なんて、狂ってますね、私。
洞爺も移動がしんどそうですが、参加を検討してみたいと思います。

>masaさん

今回は「ミスコースは出さないぞ」という主催者の方々の気持ちが伝わってきましたね。
案内看板はもちろんのこと、ガイドライダーを複数人用意してくださって、特に後方を走られている方は万全のサポートで走ることができたのではないかと思います。

発展途上の「TOUR OF KAMUI」ですが、今後もブルベやセンチュリーライドとは一味違う方向で楽しめるイベントになって欲しいものです。

いい大会なんですね。 その・・・激坂はマゾイですが^^;
お疲れ様でした! とんかつ食べたい~

コツで主に体の重さに起因する登坂力の貧弱さをどうにか出来るものなのか。

こんな激坂ムリ・・・・orz
こりゃ、参加しても一切ごしさんと一緒に走れないではないですか(汗)。
鍛えねば!!


画像と文面から・・
ナビ付けないで走ったのですね!
使いにくかったかな?

>penさん

あのトンカツは絶品でしたね。
パノラマ300のときは是非……って、もう今年からないんですよね。

まあ、激坂はありましたけど、それを差し引いてもパノ3の方が余程辛いと思いますよ。

>タッチさん

激坂と言っても十和田200の傘松峠より距離ははるかに短いです。
きっと傘松峠をクリアしたタッチさんなら、「意外とこんなものか」と思われるのではないでしょうか。

私は典型的な「上りで頑張り、平地下りでスピードが落ちる」ヘンタイ脚質なので、ほとんどの人と走行ペースが合わないのですよね。
今回も大部分はひとり旅でありました。
多分、ご一緒に参加したとしたら、途中一緒になることは一度もありませんが、最終的なゴールは同じぐらいになるのではないでしょうか?
(去年のセンチュリー紋別は、ほとんど一緒になることがなかったでかつさんと、なぜかゴールだけは一緒でしたw)

>k98brさん

軽量化+試走で道は完璧だ!という過信から、ナビはつけないで行きました。
操作性はいのですが、ガーミンのGPSと比べると、どうしてもゴツくなるのが難点ですね。
ロードバイクには合わないかもしれません。

 ルスツ大会お疲れさまでした。あの激坂、室蘭の測量山
を上ったのを思い出し、膝が痛くなってきました。
 私は同じ日に、えにわ自転車散歩に参加して、ごしさん
が激坂を上っていたころには温泉に入っていました。

室蘭も測量山や地球岬への道など、地味に激坂の多い街ですよね。
私が室蘭に住んでいた頃、そんなところを自転車で上ろうという気がなかったと言うか、自転車自体持っていなかったわけですが、そのうちブロンプトンで激坂を含む室蘭ポタをやってみたいものです。

サイクリングは午前中にちゃちゃっと終わって、午後は温泉ってパターンが一番ですね。

プロフィール

ごし

Author:ごし
泳いで漕いで走る人を目指します。
ベイスターズが好きです。
コメントフリーリンクフリーです。

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